米澤穂信
時給11万2000円!? そんな実験に参加した12人は 外界から閉ざされた地下の施設で一週間過ごすことに 彼らにはそれぞれに人を殺す道具が与えられる そして人を殺せば貰えるお金が倍、殺されたら1.2倍 正しい犯人を指摘すると3倍、助手だと1.5倍 ただし間違っ…
犬を専門に探す探偵を始める主人公、しかし始めての依頼は人探しだった さらに高校時代の後輩も探偵として働きたいと、事務所に加わり別件の調査を開始 そしてこの二つが一つの点に向かって収束していく とまあ、こんな感じですかね、俺の感想としては普通と…
これはどのシリーズにも入らない、一冊で独立した話になってます 主人公は大体古典部シリーズの主人公に近い感じ そしてヒロインであるマーヤはユーゴスラビアから来た少女 「哲学的な意味はありますか?」という台詞といい、この作者のキャラ造形は好きだな…
主人公が自分が生まれてない(代わりに姉が生まれた)世界へ行くという話 自分の世界では生まれなかった姉、サキが居る世界では自分の世界より上手く行っていた これは青春小説だな、ミステリとかは無し、俺の評価は微妙だ キャラの造詣とかは今までの作品と…
古典部シリーズ第四弾、今回は短編集 省エネがモットーの主人公、折木奉太郎が 千反田の好奇心に引っ張られ日常の謎を推理していきます 「やるべきことなら手短に」 入学してすぐの話、七不思議から始まる推理 妙に主人公が積極的に謎の解明する理由とは? …
古典部シリーズ第三弾、今回は文化祭での話 文集を30部のはずが200部刷ってしまって、どうやって売ろうか考えるメンバー達 さらに文化祭では、あいうえお順に部活から物を盗む事件が発生、これを利用して文集を売ろうと画策 果たして犯人の目的とは何か、文…
「氷菓」の続きとなる、古典部シリーズ第二弾 今回は途中まで撮ったビデオ映画を皆で推理するという形式です 脚本家が途中で病気になり、続きが撮れない、そこで撮ったところまでの情報で続きを推理 今回は長編って感じでした、短編連作じゃなくてね 人の死…
「春期限定いちごタルト事件」の作者のデビュー作を読んでみました やっぱり高校生の少年少女が身近な謎に迫る短編連作という形は同じ 探偵役の主人公は面倒臭がりで、省エネをモットーとしている折木 しかしヒロインである千反田が好奇心の亡者であり、気に…
小市民を目指す二人の少年少女のミステリ第二弾を読みました 最初の方は小鳩くんの謎解きパート、小佐内さんと対決したり、暗号を解いてみたりと軽いノリで続いていく。 そして最後にそれまでの短編で散りばめられた伏線を一気に回収する小佐内さんパートが…
頭の回転が速く、目立ちたくない主人公、小鳩くんが日常の謎を解いていく話 ミステリっぽいけど、青春物って感じでもある作品で、読みやすい。中学の時に痛い目にあって、高校では小市民になろうと心がけるものの、ついつい推理してしまう主人公、性格ってそ…