「カレイドスコープのむこうがわ」 三木遊泳

主人公の前に現れた美人な祓い師は、主人公が同調者だという
祓うためには同調者の協力が必要なので手伝えと強要してきた
という感じで始まる短編連作、第6回電撃hp短編小説賞銀賞受賞作だそうです


この作品の魅力は独特な主人公の一人称とキャラクター達
特に井上志帆は出番は少ないながら、「義理じゃないけど、チョコいる?」などの印象的な台詞を残してるし、報われないながらも主人公にアプローチする健気な姿が萌える、主人公も少しずつ成長していくのが良い
幽霊とか出てくるけど、基本的にほのぼの系
祓うのは1話と2話だけで、3〜5話は祓ってないしね
こういうタイプの物語はギャグかシリアスなバトルが多いだけに
このほのぼの感は大きな魅力だと思います