アスラクライン 5 洛高アンダーワールド

今回は学校の地下に眠る遺跡探検モノって感じかな、第二生徒会の暗躍付きで
学校の地下には十字稜(ラ・クロア)と呼ばれる?一巡目の世界?の遺跡があり、今まで中に入って無事に出てきたのは主人公の兄だけ、そこに何か遺産を残しているという噂が
今回は新たに第二生徒会の会長倉澤六夏とその友人沙原ひかりが登場
沙原ひかりが主人公に対して急接近!?な展開、アスラクラインの中では珍しいタイプのキャラで良い
倉澤六夏も金の亡者っぷりが素晴らしいしw 流石巡礼者商連合のトップと言ったところか
第一生徒会・神聖防衛隊は今回は最後にチョロっと出てくるチョイ役でした
今回、?一巡目の世界?の映像を遺跡で見ることになる、悪魔や機巧魔神の無い普通の世界を見るわけだが、そこには、悪魔じゃない嵩月も居たんだよね
でもさ、一巡目の終わりに悪魔と契約して二巡目をやることになったのに、何で一巡目の世界に普通の人間として嵩月が居るんだ?
一巡目の世界+悪魔=二巡目の世界だと思っていたのだが、そうではなくて一巡目の世界の一部が悪魔になってるのが二巡目ってことなのか? その辺がもやもやするなぁ
最後に主人公が兄貴に会いに行くと決意するのが良いですね、次に期待


作者もあとがきで洛高内の主要キャラが出揃ったと書いてますが、確かに第一第二第三生徒会揃い踏み、今後ゴロゴロと物語が転がりそうな予感ですよ
あと、P122にすげぇ間違いが、校正しっかりせんかい!
そいえば四巻で出番が少なかったキャラが活躍するらしいって書いてたけど結局誰だ? 朱浬?
最後はひかり先輩の格好良い台詞で締め
「Faster than the speed of light (ひかりよりもはやく)」