とある魔術の禁書目録 SS

短編集ですな、と言っても本編の続きみたいな感じなので
あちこちで13.5巻などと言われてるぐらいだけど
科学と魔術の大規模な戦争が始まりそうな現在の
とある一日の皆の様子って感じ


「鍋と肉と食欲の大戦術」
上条がクラスの皆とすき焼きを食べに行く話、御坂のメールがスルーされる
クラスの皆が思う戦争と、上条が思う戦争のギャップが主題かな
まあ、そこは我らが上条さんですから、オチをつけてくれますけど


「灰色の無味乾燥な路地」
一方通行が学園都市内の問題を暴力で片付けるグループに所属
そのグループには土御門、結標、海原なども所属している模様
スキルアウトと呼ばれるレベル0の能力者の集まりの鎮圧に向かう
しっかし土御門さんは本当にいろんな組織に所属してますにゃーw
それに一方通行は本当に良いダークヒーローっぷりですこと
111ページの「サァービス残業」は、彼なりの優しさって感じで好きです


「イギリス清教の女子寮」
上条に助けられた事のある、神裂、シェリー、オルソラ、アニョーゼ隊などの面々
彼女達がローマ正教と学園都市どちらに付くのか、という質問に色々考える話
どうにも神裂さんがネタキャラになりつつあるのが楽しくてしょうがない
12巻でも出てきた洗濯機が良いキャラしてる、機械にキャラもないだろうとは思うが、たとえ無機物でも良いキャラしてるのだからしょうがない


「酔っ払った母親の事情」
酔っ払った御坂の母親に、上条と一方さんダブル主人公が絡まれる話
御坂が苦労した上条の携帯番号とアドレスをものの三分でゲットする母親、酔っ払いは強いw
その後、御坂母が施設にてスキルアウトに襲われるのを、ダブル主人公が助けに行く
3巻以来出会わなかった二人だが、今回ついに一方さんのみ上条の存在に気づいたけど
結局それどころではない状況だったので、スルー
敵のボスのあまりの三下っぷりに、上条さんも激怒ですよ


そういえば最初の話の御坂のメールも結局内容分からずじまいで、華麗にスルーだなw
この巻での御坂美琴の存在感は、おそらくピコグラム単位