灼眼のシャナ

ボーイミーツガール、お約束だな
つーか、トーチにされた者は少しずつ存在が薄れていって、最後には消える、そして元々居なかったことになるなんてーのは、タクティクスのONEかよって思っちゃったよ俺はw
話の筋としては、異世界からこちらの世界に人間を食いに来ている者と守りに来てる者の戦い
悠二は最後に死ぬのかと思ったら、悠二の中の宝は〝時間巻き戻し〟とはね
これで小説「七回死んだ男」を思い出す俺は少数派であることを自覚している
シャナはアラストールを開放しても大丈夫なくらい器のでかい、『偉大なる者』とのこと
確かに、何百年も名前が残ってるような人の〝存在の力〟ってでかそうだよな
ご都合主義というのは簡単、まあ主人公とヒロインだから補正が付くのはしょうがないね


悠二をほとんど物のように思ってたシャナが、少しずつ悠二に惹かれていくという王道
吉田さんとどっちが先かってのを確認してみたが、どっちもどっちなんだよな
シャナはいつかはっきりしないが、吉田さんは体育教師の時だろうね(関係ないが先生との対決話が結構好き)
吉田さん好きからすればシャナが邪魔になるというのも分からんではない
吉田さんって大人しそうに見えて結構な行動派だよね
弁当を一緒に食べようと言ってきたり、教室で告白未遂したり、弁当作ってきたりするし
最後のシーンでシャナが悠二を名前で呼んだり、チョコスティックをくれたりするのは上手いね
名前は一つの人格として認めたということだろうし、前はキャンディを「くれ」と言っても一つもくれなかったのに、吉田への対抗だろうけどくれたし、着実に進んでる感じがするね
そして最後は吉田の弁当とシャナのチョコスティックに挟まれて、あっぷあっぷの悠二と綺麗にオチる


少しアニメと比べてみたのだけれども、佐藤と田中は小説では最初っから悠二や池速人の友達なんだけども、アニメでは仲が悪いというか、少なくとも友達じゃないよね、この辺は何が理由で変わったんだろう
そして平井ゆかりは小説では、隣の席とだけ出てきて、CDショップで会ったりしないんだよね小説では、しかも最初っからトーチだったっていう設定だし、あの時あの場所でトーチになったって訳じゃないんだよね
しかもアニメの平井さんトーチになったら悠二の言葉に反応しないけど、小説ではそんなに極端には変わらないはずなんだよね、少しずつ存在が薄れていって、大人しくなっていくんだと思うんだけどな
それにラミーのじいちゃんも、マージョリーさんも小説では全く出てこないし
まあ、アニメと小説はほぼ別物と言って良いみたいだね、ほんとに全然違うからさ